『窓際のトットちゃん』を読みました
2013年 10月 30日
幼稚園練習クラスの先生から、ミチの「どうして?」の連続でクラスの進行に困っていると言われ、「これはもう、徹子さん路線の子育てだな」と悟り、『窓際のトットちゃん』を読みました。😉
小学生の時にブームだったので読みましたが、その時は、「楽しそうな学校でいいなあ、戦争は良くないなあ」くらいの感想。
しかし、視点が変われば面白いもので、今回は「ああ、トットちゃんがやらかしたアレもコレもミチもやりそうだ~。」と、笑いながら読み進め、そして、少し肩の力がぬけました。
また、舞台が私にとってすごく馴染みのある場所で、特に自由が丘から九品仏の小川(今は暗渠化した遊歩道)、大きな池(今はねこじゃらし公園)など、戦前の様子を思い浮かべては、その世界に入り込んでビビッドなイメージを楽しめる読書となりました。(日頃実用書が多く、小説は久しぶりだったのです。)
そして、トモエ学園を創立し、たった8年で空襲、学園閉鎖せざるを得なかった小林校長の無念さに思いを馳せました。そして、小林校長の志を継いだ学園が今現在存在しないことを心から残念に思います。
実は、トットちゃんが退学になった、北千束の赤松小学校は、ミチが通う予定だった小学校です。 「これも、きっと何かの知らせなんだわ。」なんて、思いつつ、ミチの世界を応援しようと思いました。
とはいえ、今日も「早くしなさ〜いっ!」「あぶないでしょっ!」の連続でしたが!苦笑
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