『ギフテッドの子供の成績不振・無気力の原因』
2013年 05月 10日
本 A Parent's Guide to Gifted Children 63ページ表より
本来、知的に有能なギフテッドの子供が、成績不振であることはよくあるそうです。
その原因について書いてある章に、妙に共感しました。
その内容をコンパクトにまとめてある箇条書きがあったので、日本語にしてみました。
『ギフテッドの子供の成績不振・無気力の原因』
・ 周りに合わせようとする。成績優秀であることが、クラスで人気になるための尺度ではないから。
・ 先生から出された課題にワクワクしないから。とりたてて、自分のためになるようには思えないから。
・ 実力よりも成績をあげないことが、独立心を示す手段だから。
・ 親や先生から主導権を奪うことができるから。
・ 大人の思うように成績をあげないストライキ(非服従)によって、怒りを表せるから。
・ 他人の希望に沿うよりも、落第する方が気持ちが楽だから。
・成功を収めることで、もっともっとと要求されることを恐れているから。
・ 成績不振であることで、親や先生に世話を焼いてもらえるから。
(アテンション欲しさ)
・「全力で取り組んでないし〜」と言うことで、メンツを保とうとしているから。
(リスクをとりたくない)
・ 手をかけてもらったり、同情してもらうことで、甘えられるから。
・ 学びから得られる本質的な喜びよりも、本質的ではない部分での達成感にこだわっているから。
・ 将来について、考えたり計画できていないから。
・ 学習習慣がなかったり、系統立てて勉強する方法を身につけていないから。
・ 長時間勉強に取り組めないほどの、落ち着きのなさ、衝動性をもっているため。
ギフテッドの子供達の気持ち、なんだか分かる気もします。
子供の時の人気の尺度は大人のそれとは違うし、どんなに頭が良くても、大人には甘えたいものですよね。「そっかあ、そうだよね」と、思ったのでした。
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